1分でわかる!還骨法要とは?

還骨法要とは?

還骨法要(還骨勤行、還骨回向)は、葬儀の最後に行われる儀式です。
火葬後に自宅の後飾りの祭壇に遺骨を迎えて、遺族、会葬者が後飾りの前に集まり、僧侶が読経と焼香をします。
全員が焼香して、還骨法要が終わると、葬儀はすべて終了です。

また、本来、初七日法要は亡くなって七日目に行うものですが、最近では、還骨法要と初七日法要をあわせて、告別式の当日に行う付七日(つけなのか)が多くなっています。
これは、遠方などに住んでいる親族などへの配慮や、日程的にあわただしいことなどから行うようになりました。

告別式式中に初七日の読経を行う式中初七日もあります。

従来通りの日程で初七日を行う場合は、親戚や友人、葬儀でお世話になった人たちを招いて、僧侶に読経をしてもらった後、茶菓などでもてなします。
初七日の法要を葬儀当日にすませた場合も、正式の初七日には、遺族だけは仏前で焼香礼拝しましょう。

後飾りの祭壇とは?

後飾りの祭壇とは、忌明けする四十九日の法要まで遺骨と位牌、遺影を安置する祭壇です。
中陰壇とも言います。
祭壇には、香炉と燭台などの仏具を置いて、供物や供花を供えます。

後飾りは葬儀社の人が用意してくれます。

祭壇には忌明けまで毎日灯明をともして、焼香して故人の冥福を祈ります。
通夜や葬儀・告別式に参列できなかった人が弔問に訪れることもあるでしょう。
そのときには、この後飾りの祭壇にお参りしてもらうことになります。

還骨法要のまとめ

  • 火葬後に自宅に戻った遺骨を迎える儀式
  • 僧侶の読経後、焼香をして冥福を祈る
  • 初七日の法要と一緒に行うことが多い

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