1分でわかる!北枕の理由、その他の風習について

北枕の理由

人が亡くなった時に、北枕にするに理由は、
仏教の開祖である釈迦が亡くなった時に、頭を北にして涅槃に入った
と言われているからです。

それにならって、亡くなるときには、北枕にします。

遺体を自宅に安置したら、枕直しとして、遺体の頭を北枕にして、白い布で顔を覆います。
また、宗派や地域によって異なりますが、枕飾りとして香炉や燭台などを置きます。

北枕が縁起が悪いとされる理由

よく北枕は縁起が悪いと言われますが、これは亡くなった時に北枕にするので、反対に、生きているうちに北枕にしないほうがよいというところから、縁起が悪いとされていると考えられます。

その他の風習

死者の霊魂を悪霊から守る魔除けとして、生前に来ていた本人の着物を上下逆さにする逆さ着物や、屏風を逆さにする逆さ屏風など、さまざまなものを反対にする風習があります。

他にも、亡くなった人が生前使っていたお茶碗を割る。
身体を清める時に、逆さ水(水を先に入れて熱いお湯を入れる)など、通常と反対のことをします。

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